ナンパ鉄道999

永遠の愛を求めてぼくは旅をする。

僕と中国故事

次の停車駅は「中国故事」。停車時間はこれからも。

どうも皆様、おはこんばんにちは、jjjoy boyです。

今回は僕の好きな中国故事を紹介したいと思って普段とは全く違ったテーマでお送りします。(恋愛・ナンパのテーマも内容は浮かんでいるのですが閑話休題です)

 

 

実は僕の名前はある中国故事から文字をもらっています。

小学生の時の課題で「自分の名前の意味を聞いてこよう」

なんてのがありましたよね。 

その時に親に話を聞いて「ふーん」って思ったわけです。

で中学生になった時に漢文の授業で出て来て

「あ!」ってなったわけです。

俺の名前や!って。

そこから興味を持ったのと高校の漢文の先生の課題で中国故事の本を読む機会があって「ふーん」って感じで色々読みました。

その中でも印象に残っているのが

「人生万事塞翁が馬」です。

この「人生万事塞翁が馬」ってよく聞きますよね。

昔中国に塞翁さんって人がいて馬に逃げられたけど、その馬がメスを連れて帰って来てとか、生まれた子馬がめっちゃ良くてとか、その馬に乗った息子が落馬して足を折ったとか、それで戦争に行かずに済んだとか。

そんな中国故事だったはずです。

 

要は、何かよくないことが起こっても、それをきっかけに物事は転じる時があるよってお話です。

めっちゃポジティブになれますよね。

記憶が曖昧なのでちゃんと調べます。

 「人生の禍福は常なきものだから、福も喜ぶに足りず、禍も悲しむに足らず」というたとえに使われる。

 むかし北方の塞の近くに、占術をよくする老翁が住んでいたが、その馬がなぜか塞を超えて胡の地に逃げてしまった。みんなが気の毒に思って慰めると翁は、

「これが福に転じないとはかぎらん。そう悲しむこともありますまい」

という。果たして数ヶ月ののち、逃げた馬が、胡の地の駿馬を連れて戻って来た。みんながそれを祝うと、また、

「これが禍に転じないともかぎらんわい」

と翁がいう。家には良馬が殖えて、乗馬好きなその息子が、馬から落ちて足を折ってしまった。みんながそれを見舞うと、また翁は、

「いや、福に転じないともかぎらん」

という。その後一年、故人が塞に攻め込んで来て、若者たちは弓を引いて戦い、10人のうち9人は戦死したが、翁の息子は足が悪かった故に、親子とも命永らえたという。だから福が禍となり、禍が福となり、変化は極まりなく、測り知れないものである。(『淮南子』人間訓)

人間万事塞翁が馬だ、仕方がないよ」というふうに使われて、成り行きに任せるというニュアンスが濃い。しかし、元の話はどうも、禍も福も人間自らが招くものであって、それを心に銘じて行動すべきで、禍福そのものに慌てて、必要以上に悲しんだり手放しで喜んだりするな、ということらしい。

*1

調べたら僕が抱いていた印象とちょっと違いましたが、そんな教訓を持っているみたいです。

 

この言葉

「人生万事塞翁が馬」は僕の人生でいろんな時に登場します。

高校の時読んだ本の中に出て来た時。

初めての大学受験に失敗して父親に言われた時。

高校卒業してからの進路の話で先生から言われた時。

そして最近。

 今年はいろんなことがありました。

特にこの「人生万事塞翁が馬」を印象付けるエピソードとしては

パソコンが壊れたので自分で治そうとしたけどどうにもならず最終的に修理に出さなくてはいけなくなった。

修理が終わったとのことで取りに行く。

電車に乗っているとすごくタイプの女性が乗ってくる。

彼女が同じ駅で降りる。

思わず声をかけると連絡先を教えてくれて付き合って最終的に童貞を卒業した。

 

パソコンが壊れなければ、彼女とは会えていないですし、joy boyは誕生していません。

結局彼女とは別れたのですが、今では電車賃くらいしかかからないすごく経済的に優しい彼女と出会うことができました。もはやヒモみたいな恋愛をしています。

 

自分に不幸が降りかかっても行動すれば結果転じて幸福が待っているんだと実感する年になりました。(もちろん裏返しもありますが)

 

だからこれからの人生を生きる心構えとして

禍も福も人間自らが招くものであって、それを心に銘じて行動すべきで、禍福そのものに慌てて、必要以上に悲しんだり手放しで喜んだりするな

というのを持っていた方が淡々と粛々と生きられる気がします。

福を招くには行動することです。

特に恋愛に関しては行動した分結果が出ます。

もちろんそれで好きになった人と別れるのは悲しいことですが。

別れと出会いはワンセットということでくよくよしないで前に進むしかないのです。

 

本日もナンパ鉄道999をご利用頂きまして誠にありがとうございました。

それでは皆様の良き「人万馬」ライフを願っております、jjjoy boyでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:2014 飯塚明「塞翁が馬」『中国故事』株式会社KADOKAWA